雷電城の猛将 ヴォルト

黒壱(クロイツ)
「
雷電城8枚目。段々話が長くなって来たぞ〜(･_･;

フィールドに雷電共鳴を貼った状態でルクスからサーチし、効果でssして自爆すると、ルクスがレベル7になりつつ別のレベル7を出せるので、美味しい。


銀髪ツンツンヘアの偉丈夫。損害を顧みない突撃戦法を好むが、別に頭が固い訳でも悪い訳でもなく、自分を使いこなしてくれる軍師を求めているらしい。智将ワットは良き相棒だが、彼とは違いルクスには期待を寄せている。
雷帝を崇拝しており、現在の雷帝であるニトにも先代のように強く勇ましくあって欲しいと望んでいる。
開戦派の急先鋒でもある。武器は身の丈ほどもある大剣。

※

「今こそ我らが地上に帰還すべき時だ！」
ばん、と激しい音を立ててヴォルトがテーブルを叩いた。
傍らのワットが眉をひそめたが、気にせずヴォルトは口調を荒げた。
「我らが忘れ去られて地上では早300年が過ぎた！ フィラデルフィア帝国の栄光など見る影もないっ！ こんな有様を許せるのか貴様ら！」
ここは城内の会議室。円卓にはこの雷電城エルドリッジが誇る8名の将軍、八雷将（ヤクサイカズチ）が揃っている。
「そうは言うがな、ヴォルト」
苦笑しながら返したのは初老の男だ。義将・オーム。
「我らは地上を制圧出来ても征服出来ん。《雷電の祝福》を受けて以降、地上に降りること敵わぬ我らでは、国土を統治することなど夢のまた夢だぞ」
「それに関しては、私の方から解決策が御座います」
ワットが手を上げ、その場の全員が彼を見た。
「何だと？」
「我らが地上に降りずとも地上を支配する手段として、腹案が」
どよめく一同。同じ派閥であるはずのヴォルトまでも、「マジか！」と目を剥いている。
「例の客分を取り込んで、何かまた色々企んでいるみたいじゃない、ワット坊や」
そう言ったのは、不敵に笑う妖艶な美女だ。謀将・ファラド。
「企んでいるとは人聞きの悪い。それは貴女の専売特許でしょう」
「ルクスが拾ってきた小娘か。使えるのか？」
問うたのは隻眼の青年。闘将・ウェーバ。
「少なくとも、地上への復讐心と執着にかけてはかなりのものかと。我らには無い知識と技術も持ち合わせています。資金と素材を与えれば、成果を出すでしょう」
「希望的観測が多いぞ、智将殿？ そんなので何とかなるのか」
ウェーバが皮肉げに言う。
「こればかりは未知数なもので。……如何でしょう、物は試しという言葉もありますが」
「あ、あの。どうしても戦わなければならないのですか？」
震える声で異議を唱えたのは、柔らかな面立ちの女性だ。仁将・アンペア。
「少なくとも、今の我々はこの城で平和に暮らしています。それを擲ってまで、変化を求めるのは正しいのでしょうか？」
「これは陛下の御生命にも関わるのだぞアンペア！」
「ひゃあっ」
ヴォルトの雷鳴染みた咆哮に、アンペアは涙目で円卓の下に隠れた。
「陛下の御身体は《雷の祝福》に馴染まず、御健勝とは言い難い。俺はそれが御労しくてならんのだ。だが地上にはそれを癒す力があるというでは無いか！ 万難を排して取るべきだ！」
「その話も、件の娘が持ち込んだ話じゃろう？ そんな雲を掴むような戯言で、国の行く末を左右できるのかのぅ」
杖を突き、白髪の老人が口を挟んだ。老将・クーロン。
「今、その真偽をルクスに調べさせている。ヴォルト、ワット。戦に焦りは禁物だぞ」
ゆったりとした声音で、長髪を頭の後ろで束ねた青年が言う。勇将・マクスウェル。
「今は待とうではないか。我らには時間は幾らでもあるのだ」
マクスウェルは言って、莞爾と微笑んだ。」(2016-08-24 00:30)

名無しのゴーレム
「な、なんてギスギス環境だ……この場にいるだけでストレスで体調悪くなりそう。それに何やらよからぬことが進んでいるようで……？
レベル、7だと……！？ この調子だとレベル9、いや11まで行くのか……？ ともかく高ランクXを狙うカテゴリであることがこれで明らかに。緩い条件ながらも結局モンスターは増えない①の特殊召喚効果。切腹要員の轟雷帝みたく自爆を基本としているんじゃないかと思わせる②の効果により、ルクスのレベルを急激に上昇させることも……」(2016-08-24 14:16)

黒壱(クロイツ)
「名無しのゴーレムさん＞
自分の身を犠牲にして後進を育てるイメージでひとつ。
エルドリッジがあればカウンター1つでモンスターを減らさず出せますが、まぁ世の中にはノーコストで出て来る3000打点の亜白龍とかいますから何とかなりますかね？」(2016-08-24 18:24)