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求血貴の晩餐会

名無しのゴーレムさん の作成したオリジナルカードです。


求血貴の晩餐会
種類・種族 カテゴリー名
- 求血
属性 レベル 攻撃力 守備力
- - - -
「求血貴の晩餐会」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズ時に発動できる。自分LPを自分フィールドの「求血」モンスターの数×400回復する。この効果で1000以上回復した場合、デッキから「求血貴の晩餐会」以外の「求血」カード1枚を墓地に送る。②:このカードが墓地に送られたターンの終了時に発動できる。自分の墓地に存在する「求血」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
作者 作成日時
名無しのゴーレムさん 2016/08/13 7:20



名無しのゴーレム
「これで求血も完結。ライフ回復&墓地肥やし、そしてタイムラグ付きの蘇生効果と盛り沢山な一枚です。
次からは……しばらくOCGカテゴリの強化になるかな?


ドラクル「さて、それでは……麗しい我が恋人よ、存分に食事を楽しんでくれ」
女性「あ、ありがとうございます……でも、ドラクルさんの家って本当に大きいのですね。お一人で暮らしていられるので?」
ドラクル「いいや、召使いが何人か居る。ところで、君の家族は……」



クドラ「ま、まさか本当にドラクル様に彼女が出来るなんて……」
ジル「その発言は侍従としてどうかと思うぞ、クドラ……」
アスワン「……でも、まだドラクル様が吸血鬼だとは明かしていないんですよね?」
ジル「そう、らしいな。おおよそ、より深い仲になってから明かすつもりなのだろうが……」
アスワン「それは……上手く行くのでしょうか?」
ジル「分からない。……それにしても、あれ程浮かれて……」
カーミラ「ホント、ガキかって感じだよねぇ〜」
クドラ「カ、カーミラ様!?」
エリザ「シッ、ドラクル君たちに気付かれちゃうでしょうが。……あれがドラクル君の彼女? 見た目はちょっといいかもしれないけど、私の方が魅力的じゃない?」
アルカ「お兄ちゃ……むぐっ!?」
カーミラ「はいはい、今はドラクルに突撃しちゃ駄目だからねぇ〜。叫ぶのも禁止、分かった?」
アルカ「むぅ〜〜!!」
ジル「……はぁ。何だこの状況は……む?」



女性「……それで、ドラクルさん。私、どうしても尋ねたいことがあって……」
ドラクル「ん? 何だ、俺に答えられることなら何でも……」
女性「ドラクルさんって、吸血鬼ですよね?」
ドラクル「…………よく分かったな。もしや、その上で誘いに乗ってくれたのか?」
女性「……ええ」
ドラクル「ほう……じゃあ、血を吸ってもいいのか!?」
女性「…………いいえ。残念ですが、それは叶いません。何故なら……あなたは、ここで討伐されるのですから」
ドラクル「…………へ?」
クドラ「ドラクル様、大変ですっ!!」
アスワン「そ、外に……ハンターが、たくさん!!」
ドラクル「なっ…………!? おい、どういうことだ!?」
女性「……まだ分からないのですか? 私は囮です。過去に多数の犠牲を払い討伐した、最強の吸血鬼の子孫……我々の脅威となる前に、ここで駆逐します」
ドラクル「だ、騙したのか……俺を!!」
女性「私も、まさかこんなにあっさり引っかかってくれるとは思いませんでしたよ……」
エリザ「もう、ドラクル君のバカ!! 見事にハニートラップにかかってるじゃないのよ!!」
ドラクル「エ、エリザ!? それにカーミラ、アルカまで……」
アルカ「お兄ちゃ〜ん!! えへへっ、だっこして〜♪」
カーミラ「あはは、子供は無邪気なもんだねぇ〜……で、どうするのさ?」
女性「オ、オーガ……!? くっ、オーガと繋がっていたのですか!?」
カーミラ「にひひ、私も随分有名になったもんだ……とりあえず、外の連中への見せしめに酷い目に遭わせてもいい?」
女性「……フフ、そんなものは想定内です。元より生きて帰れるとは思っていません……さあ、好きにしなさい。私の仲間が仇を討ってくれますから」
カーミラ「……チェッ、つまんねぇの。一応ドラクルの彼女だし、ドラクルが好きにしたらいいんじゃないの?」
ドラクル「えっ!? す、好きに……?」
女性「……確か、私の血を吸いたいんでしたっけ? 飲みたいのならどうぞ、でも……」
ドラクル「…………いや、いらない」
女性「……何ですって?」
ドラクル「俺が吸うのは、将来を誓った伴侶の血だけだ。それ以外の者の血など、飲むに値しない!」
アスワン「ドラクル様……」
女性「……なら、どうするのですか? もうすぐ彼らは突入して来ます、それほど時間は……」
ドラクル「…………じゃ、じゃあ……一つだけ、お願いしてもいいか?」
女性「…………?」
ドラクル「その、だな…………手を、繋いでくれないか?」
全員「「「…………はぁ!!??」」」



ハンター「…………!! おい、大丈夫か!?」
女性「は、はい……」
ハンター「怪我は……ないみたいだな。奴らは包囲網を破り、逃走したようだ……クソッ、オーガが居ると分かればもっと人員を投入したというのに!!」
女性「…………」
ハンター「……? 何かあったのか?」
女性「いえ……」(あの吸血鬼、何故手を……?)


エリザ「な、何とか逃げ切ったわね……」
ジル「……ドラクル様。どうしてあの時、あのような事を……?」
ドラクル「…………らだ」
ジル「? ……すみません、よく聞こえませんでした……」
ドラクル「……せめて、手くらい繋いでおきたかったからだ!! クソッ、ようやく彼女が出来たと思ったのにぃぃ!! ああもうハンターでもいい、今からでも攫いに行くぞぉぉぉ!!」
クドラ「お、落ち着いてくださいドラクル様!!」
アスワン「今戻れば殺されてしまいます!!」
ドラクル「知るか!! そんなことよりも……彼女が欲しいんだよぉぉぉ!!!」
ジル(…………さっきの威厳に満ちた姿は、ただの見栄張りだったのか……!!)
(2016-08-13 07:20)

ター坊
「ハニートラップとはドラクル様、まじチョロいっすよ!
ライフをなかなかの数値回復できる上、3体以上並んでいれば墓地落としも出来るのでなんとか狙いたいところ。エンドフェイズと若干遅いながらもノーコストで蘇生できるのは何かと大きなメリット。」(2016-08-13 07:53)

名無しのゴーレム
「ター坊さん、コメントありがとうございます。
彼女に飢えていた結果がこれだよ! 最後にきちんとギャグで終わらせることができてよかったです。
②の発動条件は緩々なので、手札コストにしても発動できるんですよねぇ……①で墓地を肥やしておけば好きな求血モンスターを蘇らせることが可能です。」(2016-08-13 12:19)


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