Ｌ☆Ｈ －壊視のキルヒム

にゃる
「書いてたら長くなったンゴ、すまんな。
いまいちモンスター効果とＰ効果が噛み合っていない。モンスター効果で取り除くのが多いのは仕方ない。そもそも稼ぎやすいからこんぐらい取ってもええやろ。

設定・ストーリー（キルヒム）
ほわほわ系狂気。こんなんばっかか。
いつもにこにこふわふわ、「無生物・生きていないモノ・人間以外が人間に、人間が無生物に見える」少女。更に、「無生物からの干渉、つまり人間からの干渉の過程が伝達されない」という能力を持つ。その為、彼女は人間に殴られても、蹴られても、痛みを感じる事なく体に傷が増えていく。彼女にとっては、過程無しに結果の傷が生まれるように感じられる。さらに、「人に話す」という過程すら伝達されないため、彼女は「人間の声が聞こえない」。もちろん、無生物は喋らないため、彼女は脳内で会話を補完している。
本人からしたら当たり前だが、周りから見たら、「人の言う事を完全に無視してベンチや看板に話しかける、笑顔の絶えない子」という評価になる。その為、授業中も絶えず歩き回り、教室の後ろにある花瓶の花と会話したり、外のロッカーと世間話をしている。一応事情は伝わっているのか、その行為はお咎め無しにはなっている。正直保健室かどこかに待機させろとは思うが。
過去、彼女は父に虐待されていた。殴る蹴るタバコを押し付けるの暴行、馬車馬の如く働かせ休憩を取らせない、あるいは何の意味もなく慰み者にもした。その当時、彼女は初等部3年であった。彼女の母親は彼女を守ろうとしたが、あまりにも非力だった。父は大企業の社長であり、彼がいなければ、母子家庭となった時暮らしていけなくなる。しかし、その程度の事で娘を危険に晒していいのか？母親は葛藤するが、その葛藤は無駄な事となってしまった。
少女は心を、目を閉ざし、人を人として見ることができなくなった。父の暴行にも、痛いとも何も、うんともすんとも言わなくなった。傷は増えるのに、血は出るのに、彼女はきょとんとした顔で、自分に何故傷が付いているのかも分からないまま、その日一日を終える。
それから7年。現在彼女は一人暮らしをしている。母親が、父から離すために四年前から別居させているが、父親は別居してから１年後、少女の場所を突き止め、何度も通っている事を母親はまだ知らない。
こんな彼女だが、始業式の帰り道、自分の脳内会話と違う事を話す「人間」に出会い、彼に惹かれていく。もちろん、主人公の事ですが何か。現実と向き合う事は、彼女にとっては最大の試練である。
150cm、36kg。痩せているように見えるが、体型は標準。胸は、うん。そこそこだけど、ふわふわ。筋肉が無いからかなり軽い。更に、身長は初等部６年から変わっていない。これは、その時に、いじめられていた時の不慮の事故で三階から突き落とされた時に、足の骨を太ももから折ったことが理由。落下後、折れた足を引きずりながらも、笑顔のままで、血を流しながら三階まで戻ってきた姿に、彼女を突き落としてしまった少年は精神を病み、現在も病棟で治療中、彼女は全治三ヶ月の傷で入院した。壮絶な人生、幸せにしてあげたい。
ちなみに彼女の視界は無生物なら何でも人間に見える訳ではなく、例えばステーキ肉なんかはバラバラにされた人間が焼かれた姿になる訳ではなく、「サモエド以上かそれぐらいの大きさがある」ことが１つの条件だとか何とか。それと、「大きすぎ、長すぎても人間には見えない」。地面は地面だし、空は空。電柱は電柱のままで、人間に見える最大サイズはまんま石膏像ぐらいまで。

初対面
遅刻したり曲がり角で女の子にぶつかったりで今日一日だけで数人以上の女の子と知り合いになってしまった俺は、帰り道、夜ご飯の為の買い物に行くため、トーラスマート（食料品店）へと向かっていた。……その道で、変な女の子に出会うのは必然だったのだろうか。
「へぇ〜、そうなんですか〜。中々に愉快な人です〜」公園でベンチに向かって話しかけている女の子。和やかに談笑しているように見えるが、そこには誰もいない。一体誰と、と思ったその時、女の子がこちらを見て、ほわっとした笑顔を浮かべた。
「おやおや〜？こんにちは〜。初対面ですね〜。お仕事のお帰りですか〜？」
「いや、学校帰りだけど」返答する。すると、彼女が突然ぽかんと口を開けた。まるで信じられないような、困惑しているような。
「が、学校帰り……？はれ？……その、これから図書館に行くんですよね〜？」
「いや、トーラスマートに行ってくるんだけど……」そう返答すると、彼女は頬を膨らませる。可愛いなこんちくしょう。
「な、何で会話がかみ合わないんですか……？貴方何者なんですか……？」
……こんな変人にばかり会って、俺は何かしたのだろうか。

会話
「ど、どうかしたんですか〜？何か〜？」
①俺のことどう思う？
②勉強サボっちゃダメだろ？
③HEY you街へ繰り出しちゃいなyo！
①「へ！？○○のこと、ですか……？う〜んと〜、何か、特別な感じですかね〜」
②「サボり〜？何を言ってるんですかぁ〜、ここに先生なんて誰もいませんよぉ〜。だって何も聞こえないんですから〜」
③「……は、はいっ、い、いいですyo！……って、何をさせるんです〜！」

待望の○○○シーン
秋の修学旅行。紅葉が綺麗な街にポツンと建つ旅館に、学園の生徒たちがやって来ていた。うちの学園は、修学旅行と言っておきながら三学年が同時に同じ場所に泊まることになる。そのため宿泊施設も一部に限られ、この旅館、『天網恢恢』はそのうちの一つだ。何といっても露天風呂が良いと聞く。一面の紅葉が露天風呂の光で照らされ、満天の星空と映えて幻想的な光景を作り出すらしい。
そんな訳で早速露天風呂に入ってみた。周囲には誰もいない。実際、同室のメイタにも「もう入るの？早すぎない？」と言われたが、いいじゃん、風呂好きなんだし。
「……はーっ、絶景だな」崖の上に建つ旅館からは、下界の紅葉に囲まれた風景が、天に建つ紅葉が、何とも美しい光景を作り出していた。この風景に浸っていた時、ガラリとドアが開いた音が聞こえた。誰か来たのだろうか。そう思って見た時、思わず吹き出した。
「……はれ？○○？○○だ〜」ドアを開けて入ってきたのは、小さなタオルでごく一部分しか隠していない、キルヒムだった。
「おまっ、ちょっ、お前！？」「横、入りますね〜」慌てる俺を何のその、キルヒムはペタペタと歩いてきて湯に入り、俺の横に座った。どうでもいいけど体洗えよ。どうでもいい事を考えて、頭を冷やそうとするも、彼女が腕に絡みついた事で失敗に終わる。
「○○、あったかいですね〜」あったかい。それは本来人を人として認識できない彼女にとっては、人に触れても感じる事のできない事だ。それが不憫に思えて、頭をくしゃくしゃと撫でる。
「わわっ、くすぐったいですよ〜、ふへへ〜」体を見る。やましい気持ちは一切無い、とは言い難いが。……彼女の体にはまた生傷が増えていた。叩かれた跡が青あざになって残り、腕には一文字に切り跡が残る。……また、彼女は不自然な傷を作ってきた。俺は無力だ。彼女のために、何もできる事が無い。彼女がどうして傷を作っているのかも判らない。
幻想的な光景に浸っていた入浴は、忸怩たる心を生むだけに終わってしまった。」(2016-07-31 08:03)

ター坊
「いい加減、明るい娘を！でもこういう惹かれ方は好きです。そして〇〇シーンは綺麗な感じでよろしいかと。
12個とはなかなか重たいですが、５体揃って回復効果を使うと2500回復+カウンター25個貯まりますからねぇ。案外軽いかも？←おい、生みの親
ペンデュラム効果のドローはなかなか強力。」(2016-07-31 10:55)

にゃる
「ター坊さん、コメントありがとうございます。
正直に言って愛情カウンターの増加具合に反して効果で取り除くのが少ないかとは思ってます。
あとモンスター効果で名前まちがってるぅ！
待望の○○○シーンの中には「お風呂」が入ります。私は、彼女をそういう目で見れませんよ……」(2016-07-31 19:29)