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JODライ

ヒトカゲ の作成したオリジナルカードです。


JODライ
種類・種族 カテゴリー名
【雷族/効果】 JOD
属性 レベル 攻撃力 守備力
3 1500 500
①:自分フィールド上のモンスターの攻撃力の合計が相手フィールド上モンスターの攻撃力の合計以下の場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:このカードの攻撃宣言時に発動する。自身の攻撃力を600ポイントアップする。③:このカードが攻撃対象になった場合に発動する。自身の攻撃力は500ポイントダウンする。④:このカードが破壊された場合に発動する。カードを一枚ドローする。
作者 作成日時
ヒトカゲ 2015/11/11 19:16

カテゴリ名







ヒトカゲ
「レイティニアから南に存在する村の1つに一人で住んでいる少女。歳はキャロルとエリオルの三つ下。髪は黄色のツインテールだが村にいたときは無造作におろしていた。知性ある魔物(妖怪)雷獣の子供で、人と妖怪のハーフ。村では村長以外から差別を受けていた。

リュウマとの出会いは、「堕天戦争」から一周年、毎日見ている悪夢から10の歳のライが目覚めたときに、リュウマが一人で訪問してきたことからだった。ライは最初扉を少し開けてリュウマを見たが、すぐに警戒心と恐怖心で閉じこもり、その後一切応答しなかった。それを見たリュウマはまた明日来ると言い残して立ち去った。その夜、ライはリュウマの姿が頭から離れず、無意識に明日、彼が来ることを期待していた。

ずっと閉じこもり続けた家で悪夢にうなされながらも、それから毎日来るリュウマの話を聞いてライは外の世界に少しづつ興味を持ち、それを村長に楽しそうに話していた。

ある日、帰っていくリュウマをライは扉の隙間からそっとのぞいていた。リュウマはある程度歩き家のほうを向いて手を振ろうしたが、ライの姿を見てうれしそうに彼女に手を振った。それを見たライはすぐに扉を閉め家に閉じこもった。それを見たリュウマは苦笑いをして帰路に着いた。

しかし、その日の夜。ライはより深い悪夢にさいなまれ、自分が化け物であることを、それでみんなから差別を受けていたことを再認識し、その次の日。自分の醜い半身のことを知られたくないライは踏み込ませないように、リュウマが世界を歩いている話に割って、ほうっておいて!と泣き叫んだ。その言葉を聴いたリュウマは躊躇いながらもその場を去った。

その次の日、リュウマがいつも来る時間帯にライは恐る恐る扉の隙間からのぞいたが、リュウマは姿をあらわさなかった。その後、丸二日姿を表さなかったリュウマにライは不安感が積もり、村同士の定例会議から戻ってきた村長に大泣きした。事情を聞いた村長は優しくライに言った。

「大丈夫、彼がそのことで君を嫌うことは無い。自分の足で歩き自分の手であの扉を開けて、自分の目でその先を見てみなさい。」

その言葉にライは恐る恐る扉の前まで歩き、その扉をしっかりと開けた。そこには、息も切れきれで赤黒い髪を風に揺らすライが心引かれた彼がいた。

「ごめん、遅くなった。改めて、俺はリュウマ・トウハ。君は?」

「ら、ライ・ナボシですっ・・・、」

「そうかっ、ライ。よろしくな。」

笑顔で手を伸ばしてくれた彼に。ライは恐る恐る、しかし、しっかり手を伸ばし握り返した。村長はその二人を見てにっこりと笑ってつぶやいた。

「・・・もう大丈夫のようじゃ、あんな素敵な笑顔もできるようになった。」

握り返したのを見たリュウマはそのままライの腕を引いてすぐ近くの丘までつれてきた。そこで、手に持っていた袋をライに手渡した。

「君に、似合うと思ってさ、」

中に入っていたのは二つの黒いリボン。それを見たライは笑顔でリュウマにお礼を言った。そして、もっと彼を知りたくなった。

その後、次の日に義妹と合流したリュウマはまた必ず来ることを約束し、村から旅立った。

その姿を見送ったライは12の歳となったとき、黒いリボンで髪を結んでツインテールにし、元気な姿を村長に見せた後、村長に育ててくれたお礼を言って、リュウマを追って旅に出た。

村長にはライの顔は恋する女の子に見えて、笑顔で送り出した。

少女と彼が再会するのは近い。

旅路は続く。」(2015-11-11 19:16) 削除


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